#動画(コロナ禍で今年もプール中止の学校も...子供の影響は?)
■【社会】学校プール、廃止相次ぐ...水泳の授業なくす自治体も
学校のプール授業に変化が見られている。
「猛暑の影響などで屋上プールの指導が思うようにできない」などとも話がある。
老朽化した学校のプールも改修・工事もせずに公営や、民間の屋内プールでの水泳指導に切り替える自治体が出てきている。
コスト面からも改修・工事を行うよりも、屋内プールの利用の方がコストが抑えられるという。
プールに入る時間の確保は短くなる可能性も高いが、
「炎天下では、具合が悪くなった子もいたと聞く。屋内プールの利用は時代にあっているのでは。」「インストラクターに習うことができていいかも」などと理解も示す親もいるという。
2021年6月30日 13時09分
老朽化した学校のプールを改修・新設せず、公営や民間の屋内プールでの水泳指導に切り替える自治体が出てきている。東京都葛飾区教育委員会は、2021年度以降に改築する小学校にはプールを造らず、校外の室内温水プールを活用する。区教委は「猛暑の影響などで、屋外プールでの水泳指導が思うようにできなくなってきている」と理由を説明する。(加藤健太)
今秋からの学校改築に合わせ、校内の25メートルプールの取り壊しが決まった区立水元小学校など、現時点でプールを造り直さない方針が決まったのは3校。プールがない学校は、区営のスポーツセンターや民間施設に徒歩かバスで移動して授業をする。施設のインストラクターも教員と指導にあたる。水元小の児童は来年度から、学校から約1キロ離れた区営スポーツセンターの温水プールを使う。
屋外の学校プールは、熱中症に気をつけるほか、水着姿を外から見られないよう配慮する必要もあり、学校の負担が大きい。区教委の学校施設担当、森孝行さんは「学校のプールがどうあるべきかを自治体が考える時に来ている」と話す。
区教委はコスト面の長所も挙げる。学校プールを造り直すよりも、利用料を支払って屋内プールを使う方が、1校につき年間約260万円を抑えられると試算する。
区立小に通う4年生の子がいる母親(46)は「炎天下で具合が悪くなった子もいたと聞く。屋内プール利用は時代に合っているのでは。インストラクターに習うことができるのも良いかも」と理解を示す。「移動に時間が取られ、プールに入る時間が短くなってしまわないか」と心配も口にした。
◆神奈川、埼玉、千葉では?
===== 後略 =====
全文は下記URLで
https://www.tokyo-np.co.jp/article/113695