2023年07月


※写真はイメージです - 写真=iStock.com/Rawpixel


糖質制限
ダイエットを始めたのに、体重が落ちない、痩せられないダイエッターは多い。その原因はどこにあるのか。

糖尿病専門医であり女子栄養大学名誉教授の田中明さんは、「ごはんを減らすのはむしろ太る要因になる。そればかりか、極端な糖質制限が不調や将来の病気にもつながる」という――。

■糖質が余ると中性脂肪となり肥満や脂肪肝に

手軽で始めやすいダイエットとして定番化した糖質制限。糖質は、主にごはんやパン、麺などの炭水化物に多く含まれる栄養素で、活動するためのエネルギー源になっています。

私たちが生きるために欠かせない栄養素といえる糖質ですが、摂りすぎて余ると中性脂肪となり体内に蓄積。脂肪細胞に蓄えられることで、体重が増えたりぜい肉に変わったりして肥満につながります。

また、脂肪細胞だけでなく、中性脂肪が肝臓に蓄積すると脂肪肝に。まるでフォアグラのように脂肪が溜まった肝臓になり、進行すると肝硬変や肝臓がんのリスクが高まります。お酒を飲まない女性でも、糖質の摂りすぎによって脂肪肝になることもあるのです。

そのため糖質を抑えた食生活を送ることは、ダイエットや体型維持につながるとされ、多くの人が糖質制限を取り入れていることでしょう。しかし中には、「糖質制限をしているのに痩せられない」という人がいます。ダイエットが成功しない原因は“過剰すぎる制限”にあるかもしれません。

■極端な糖質制限ダイエットは逆効果に

糖質制限の効果が表れない人の特徴として、糖質を抑えすぎていることが挙げられます。実は「炭水化物=太る」は間違い。ごはんの食べすぎは当然太りますが、減らしすぎても太るのです。「炭水化物はひと口だけ」「ごはんは一切食べない」など、糖質を極限まで減らした食事をしていませんか。

このような人に共通するのが、間食の増加です。糖質を減らしすぎると、食事による満足感が低下します。小腹が減ったり、口寂しい感じがしたりして、3食以外のおやつについ手が伸びていることも。一回の食事から摂る糖質量は少なくても、間食が増えるとその分全体の摂取カロリーが上がり、痩せられない要因になります。

次に考えられるのが、糖質の高いイモ類や野菜類の摂取です。

ジャガイモサツマイモサトイモといったイモ類、カボチャトウモロコシレンコンといった野菜類は、食物繊維は豊富ですが糖質は高く、ダイエットには注意が必要。

ジャガイモを使ったポテトサラダや、カボチャの煮物など、健康にいいと思って食べたおかずが実は糖質過多だった、ということも。糖質制限をする際は、このような野菜類にも気をつけましょう。

意外と盲点なのが、果物です。ビタミンミネラルが豊富な果物は毎日摂りたい食材ではありますが、糖質が多いため食べすぎると中性脂肪が上がりやすくなります。「ヘルシーだから」といって、果物を山盛り食べていると糖質制限の効果が半減するといえるでしょう。

また、糖質制限でリバウンドを繰り返しているという人も多いのではないでしょうか。極端な糖質制限は一時的には有効かもしれません。しかしがまんしすぎることでストレスとなり、結果的に過食に走ってしまうパターンも多いのです。

■炭水化物抜きの食生活が続くと筋力低下やむくみに

過剰な糖質制限ダイエットの逆効果になることを解説しました。そのほかにも体にとってさまざまな弊害が起こることがわかっています。

その一つが筋力の低下。食事で摂る糖質が減ると、タンパク質がその代わりをせざるを得ない状況に。本来タンパク質は、筋肉やあらゆる細胞をつくる材料として働きますが、糖質の働きであるエネルギー源として使われてしまうのです。この状況が長く続くことで、年齢問わず筋力の低下につながっていきます。

タンパク質エネルギー源に使われることで、血中では低タンパク質血症も起こります。タンパク質濃度が薄くなると、それを補正しようとして血中から水を排出して濃縮。排出された水は体の組織に溜まり、むくみが発生しやすくなります。

また、糖質を抑える代わりに、大量に肉を食べている人もいますが、塩分摂取量が増えて高血圧になったり、タンパク質の代謝に関わる腎臓にも負担がかかります。肉の大量摂取は、同時に脂質量も増えるため、高コレステロールリスクも高まります。

さらに、アルコールを飲む人は尿酸値にも影響するなど、過剰な糖質制限によって食事のバランスが極端に偏ることは、長い目で見ると健康に悪影響といえるのです。

■糖質は3食摂ったほうが実は痩せる

筋力を落とさずに健康的に痩せるためには、糖質は3食摂ることが大切です。

糖質制限
という言葉と真逆のことをいうようですが、糖質はむしろ食べたほうが理想的な体重、体型に近づきやすいのです。タンパク質がしっかり筋肉の材料になり、代謝のいい体をキープできるからです。

食事は1日3食摂り、1食の中で炭水化物は50~60%、タンパク質は15~20%、脂質は20~25%の割合にするのが、糖質制限の黄金バランスです。めざすのは、ごはん、汁物、肉もしくは魚、野菜を使った副菜がセットになった定食スタイル

ごはんは、1食につき茶わんにさらっと1杯盛った程度の「150g」が適量。白米でも問題ありませんが、ミネラル食物繊維が豊富な麦ごはんや雑穀米に置き換えるのもおすすめです。

果物の1日の目安量は、リンゴなら2分の1個、バナナは1本、スイカは2切れ、ブドウは10粒程度です。これ以上食べると糖質が多くなるので注意を。

副菜や付け合わせには、糖質やカロリーが低い、野菜や海藻、キノコこんにゃくを料理にたくさん使うのが効果的です。糖質制限をしても痩せられない、もしくはリバウンドを繰り返しているという人ほど、食事による満足度が不足しています。これらは糖質を抑えながらダイエットできる優秀な食材といえます。

■糖質で太らないためには食べる時間にも注意を

糖質はしっかり摂ったほうがいいと述べましたが、一つだけ注意したいのが、食べる時間帯です。「何をどの時間で食べるか」を研究した時間栄養学によると、22時~深夜2時までは、糖質が吸収され中性脂肪が増えやすくなる時間帯といわれています。活動量が減る夜の時間帯は、糖質を摂らないようにしましょう。

どうしても仕事で食事が遅くなる場合は、炭水化物とそのほかのおかずや汁物を分けて食べる「分食」を。例えば17~18時頃の早い時間帯に炭水化物を食べて、仕事が終わってからそれ以外を食べる工夫をすると、糖質の吸収を抑えることができ、ダイエットに効果的です。

糖質は、タンパク質や脂質とともに3大栄養素の一つで、体にとってなくてはならないものです。極端にカットすれば一時的には痩せますが、長続きはしません。痩せるか太るかを決めるのは、糖質の摂り方が重要。適正な量を正しいタイミングで摂り、健康的に痩せる体をつくりましょう。





(出典 matsuyama-diet.com)




------
----
田中 明(たなか・あきら)
糖尿病専門医/女子栄養大学名誉教授
1976年東京医科歯科大学医学部医学科卒業。医学博士、糖尿病専門医、糖尿病研修指導医、認定臨床栄養指導医。東京都立府中病院内科医長、東京医科歯科大学第3内科講師、女子栄養大学大学院教授、女子栄養大学附属栄養クリニック所長を経て、2022年より女子栄養大学名誉教授。レイクタウン内科大宮駅前院名誉院長、吉祥寺二葉栄養調理専門職学校産業医・教授。『しっかり食べる!ゆっくりやせレシピ』(成美堂出版)など、監修書籍・著書多数。

----------




(出典 news.nicovideo.jp)




<このニュースへのネットの反応>

【「ごはんは食べずに、肉だけバクバク食べる」 は間違い?どんだけ頑張っても瘦せない理由は順番があった!!! 】の続きを読む



※写真はイメージです - 写真=iStock.com/mapo


いつまでも脳を健康に保つためにはどうすればいいのか。医師の和田秀樹さんは「人間の脳は記憶を司る海馬よりもずっと先に、前頭葉からバカになっていく。前頭葉を鍛えるためには、マジョリティの意見をうのみにせず『それは本当なのか』と疑問を持つことが大切だ」という――。

※本稿は、和田秀樹『前頭葉バカ社会』(アチーブメント出版)の一部を再編集したものです。

■前頭葉は40代から衰えはじめる

日本という国では、前例踏襲、現状維持、事なかれ主義、極端に失敗を怖れる認知バイアスなどが人々の思考や判断にとても大きく作用していると感じます。

精神科医として、高齢者医療に35年以上携わった経験から、わたしはその原因が、日本人の「前頭葉」にあるのではないかと考えています。
前頭葉の主な働きには次のようなものがあります。
前頭葉の主な働き

○思考する
○創造性を発揮する
やる気を出す
○行動や感情をコントロールする
コミュニケーションをとる
○集中力
○応用力
○変化に対応する

前頭葉は、人類が自然界の厳しい生存競争に勝ちぬき、生き残るために進化したといわれています。変化に対応するうえで重要な役割を担い、人間を人間たらしめている大切な部位なのです。他の動物と比較して人間の前頭葉が異常に大きいことからも、それは明らかです。

前頭葉を正しく使えていない状態を、本稿では「前頭葉バカ」と表現することにしますが、前頭葉を正しく使えないと、どんな状態になるかというと、「自分の頭で考えない」「変化をきらう」「前例を踏襲する」「創造性を発揮できない」「意欲がわかない」「新しいチャレンジをしない」といったことがあたりまえになります。

さらに、前頭葉は40代ぐらいから画像診断でわかる程度に縮み始めます。前頭葉が司る感情のコントロール機能や自発性、意欲、創造性が歳をとるごとに衰えていき、ますます前頭葉を使わないように、前頭葉にラクをさせるようになります。

■日本人が変われないのは「前頭葉バカ」が増えたから

前頭葉にもっともラクをさせる方法が「前例踏襲」です。たとえば、行きつけのお店にしか行かなくなること。話の筋がだいたいわかる同じ著者の本しか読まなくなること。選挙で同じ政党にしか投票しないこと。

一度うまくいった成功パターンをずっと続けること。これらはすべて、前例を踏襲した前頭葉バカの状態です。

また、自分自身を振り返って、「すぐにイラッとする」「昔の成功体験にすがっている」「怒りがなかなか収まらない」「新しいことに挑戦しなくなった」「守りに入った」「感情の切り替えができない」と感じたなら、前頭葉バカが始まっているサインだと思ってください。

前頭葉を使わなくても、側頭葉や頭頂葉で情報処理や知的活動ができるため、前頭葉が老化していることに本人は気づきにくいのです。「最近、物忘れが激しくて……」と心配する高齢者の方も多いですが、人間の脳は記憶を司る海馬よりもずっと先に、前頭葉からバカになっていきます。

言語理解を司る側頭葉や計算能力に関係する頭頂葉は、かなり高齢になるまで老化しません。平均的に70代ではあたりまえに言語能力や計算能力を維持することができます。

日本人が変われないのは、前頭葉をうまく使えない前頭葉バカが増えたからだ、とわたしは考えています。そこには、ふたつの要因があるでしょう。ひとつは日本人高齢化。そして、もうひとつが日本の高等教育の貧困です。

■自分がバカになっていることに気づけない

わたしは、医師として「前頭葉バカは治すことができる」と信じ、信念を持って、本稿を執筆しています。

次のような視点を持つことが「前頭葉バカ」を予防・改善する処方箋になります。

①変化を楽しむ
②自己モニターをする
アウトプットする習慣をつける
④「より現実的な議論のしかた」を身につける
⑤前頭葉を元気にするために「ただ動く」


わたし
も含め、誰でも前頭葉バカになることがあります。9割の人が前頭葉バカだというのは、そういう意味です。

「誰もが前頭葉バカに陥る危険がある」ことを肝に銘じておかないと、自分がバカになっていることに気づけません。その前提として、はじめにみなさんと共有しておきたいことは次のふたつです。

常識やマジョリティがすべて正しいわけではないことを知る。

呼吸していることを普段は忘れているように、前頭葉を使うことを忘れがち。だから前頭葉の存在を強く意識する。

「みんな、そういっている」「そんなの常識だ」といった言葉や同調圧力を押し付けられる場面が世の中にはたくさんあります。その圧力は非常に強く、ともするとすぐに押しつぶされます。

■思考、意欲、感情、理性を司る「自分らしさ」の源

しかし、マジョリティの意見や、テレビで有名な学者やコメンテーターがいっていることが、すべて正しいとはかぎりません。それは、物事のひとつの側面にしかすぎないかもしれません。何も考えず、そのままうのみにしてしまうと、間違いなく前頭葉バカになってしまいます。 外からインプットする情報、つまり見る、聞くあらゆる情報、そして自らの内から湧き上がってくる感情をそのままスルーせず、一度立ち止まり、前頭葉を働かせて問いかけてみることが大切です。
「それは本当なのか」
「別の選択肢はないか」
「他の可能性もあるかもしれない」
「なぜあたりまえのようにいわれているのだろうか」
「反対の立場からはどんな意見がある?」
「この意見が多数なのは誰にとってメリットがあるのか」
「その発言に対してなぜ自分は簡単に納得してしまうのか」
「なぜこんなに不安な気持ちにさせられるのだろうか」
「その確率はどのくらいなのか」

こんなふうに一度立ち止まって、自分の「前頭葉フィルター」を通します。疑問を持つことによって、物事への理解を一段階、深める作業をしなければいけません。これをしないと、他者をいたわることも、自分自身を理解することすらできません。

思考、意欲、感情、理性などを司る前頭葉は「自分らしさ」の源というべき場所です。その前頭葉を使わずにいることは、自分らしく生きることを放棄するのに等しいのです。

■自分の前頭葉の存在をつねに意識すべき

多様性が礼讚される時代へ大きくシフトし、情報があふれる毎日を生きながら、わたしたち大人はみな、もがいています。なぜなら、これまで「自分らしさ」を封じ込める、前頭葉を使わない教育をされてきたからです。

小・中・高校であれば、基礎学力を身につけるために知識を詰め込む教育でいいのですが、残念ながら、今の日本の大学で、その先の教育ができているところは少ないといっていいでしょう。

前頭葉は、微妙に変化する繊細な感情をコントロールし、自分が過去にインプットした多種の知識を比較対照しながら高度な判断を行ないます。
そこから意欲や自発性が生まれ、わたしたちの性格と行動を決定づけます。前頭葉がわたしたちの人生を導いているといっても過言ではないので、正しく舵を切らないと、とんでもない方向に流されてしまいます。

そうならないためにも、深呼吸しながら自律神経をコントロールするように、自分の前頭葉の存在をつねに意識するようにしてください。

他人に流されず、あふれる情報に踊らされず、より自分らしい選択をしていきたい、とわたしは思うのです。もちろんそれは直感によるものでなく、あれこれ考え、しかもそれは試してみないとわからないと言い聞かせながら、自分で出す答えです。なぜならそれが「幸せに生きること」だからです。

■「こだわり」には「とどこおる」という意味もある

あなたは何か「こだわり」をお持ちですか。 ひとつのことを成し遂げるためには「こだわり」を持ち、物事に妥協せず、とことん追求することが大事です。それによって問題が解決し、科学が前進することもあります。

一方で「こだわり」には、「とどこおる」という意味もあります。ちょっとしたことを必要以上に気にして心がとらわれると、頑固になり、柔軟性を失い、自分とは違う考え方を受け入れられなくなります。これは前頭葉バカの状態です。「こだわりすぎかな」と思ったら、いったん自分を振り返ってみたほうがよいでしょう。 前頭葉の機能が落ちると、同じことを繰り返す「保続」という現象が起こります。たとえば、わたしが診察室で年老いた患者さんに次のような質問をします。

「今日は何月何日ですか」

すると、○年○月○日です、と答えます。次に、別の質問をします。 「あなたの生年月日を答えてください」 すると、まったく同じように○年○月○日です、と答えます。さらに別の質問をします。 「次の大事な予定はいつですか」 すると、また同じように○年○月○日です、と答えるのです。

■質問の変化に対応できない「保続」

質問が変わっているのに、前頭葉が働かず、同じ答えを繰り返してしまいます。前頭葉に出血や腫瘍があると、質問の変化に対応できないのです。これが「保続」です。最初の質問にはちゃんと答えられているのですから、理解力や記憶力に問題はないことがわかります

前頭葉がバカになると、ここまで極端ではないにせよ、感情や思考にも「保続」が起こります。いったん何かのことで頭に血がカーッとのぼると、時間がたっても怒りがなかなか収まらないとか、シチュエーションが変わっても考えが変わらないとかです。

通常は、誰かと会話したり、車の運転や食事をするなど、その場その場で感情のスイッチが切り替わり、怒りは徐々に薄れていきます。ところが前頭葉バカはうまくスイッチを切り替えることができません。

あるいは、コロナウイルスが弱毒化して政府が規制を解除しても、コロナが危険だという考え方が変えられないのも同様です。

「保続」の現象が起こるのは、前頭葉の老化した老人だけにかぎりません。 些細なことで不安になり、同じことばかり考える負のループにはまってしまうことは誰にでもあります。

仕事で何かミスをしたとします。そのミスを何度も振り返っては「自分はやっぱりダメだ」と落ち込み、同じ場所をぐるぐるしてしまいます。すると、ますます落ち込んで、さらに不安になり、脳も体も疲弊します。

■「落ち込んだときは反省しない」

この悪循環を断つためには、「落ち込んだときは反省しない」とキッパリと決めることです。

反省しようとすると、自分の弱点や失敗点を探しがちで、自己批判が起こるからです。ここで必要なのは反省ではなく、多様な思考です。

この場合、自分を批判したり責めたりするのでなく、他の可能性を考えられるだけ考えてみるのです。そこにネガティブな感情や非難は必要ありません。むしろ次に何をするべきかを考えます。

しかし前頭葉がバカになっていると、判断力が鈍り、どんなことも悪いほう悪いほうに受け止めがちです。

大切なことなので、もう一度いいます。「落ち込んだときは反省しない」。 同じ場所をぐるぐるしている自分に気づいたら、いったんリセットして、他の可能性に気づくように仕向けましょう。

ぐるぐる過去のことを考える→過去のことばかり考える自分に気づく
→過去のことを考えても現状は変わらないので考えるのをやめよう→


リセット
を行なう → 今できることを考える
考えをリセットする方法は、たとえば深呼吸する、コーヒーを淹れる、歯を磨く、トイレに立つなど、何でもいいのです。

前頭葉バカの人は、「自分は切り替えが下手だから」「どうせ無理だから」と決めつけがちですが、これを何度も繰り返すことで、リセットして別のことを考える習慣が身につきます。はじめはどんなに下手でも、練習さえすれば、誰でも思考のリセットができるようになります。




----------
和田 秀樹(わだ・ひでき
精神科医
1960年大阪市生まれ。精神科医。東京大学医学部卒。ルネクリニック東京院院長、一橋大学経済学部東京医科歯科大学非常勤講師。2022年3月発売の『80歳の壁』が2022年トーハン・日販年間総合ベストセラー1位に。メルマガ 和田秀樹の「テレビでもラジオでも言えないわたしの本音」
----------



(出典 news.nicovideo.jp)

前頭葉(ぜんとうよう、英: Frontal lobe)は、大脳皮質の中心溝より前の部分。 前頭葉は両側の大脳半球の前部に存在し、頭頂葉の前側、側頭葉の上前方に位置する。ヒトの場合は大脳皮質全体の3分の1を占める。 前頭葉の中には第一次運動野(4野)、運動前野(6野)、前頭
12キロバイト (1,139 語) - 2023年5月11日 (木) 12:34



<このニュースへのネットの反応>

【落ち込んだときに反省するのはバカ? 日本人の9割はあてはまるバカの予防法】の続きを読む



 

今月の世界の平均気温が観測史上最も高くなるとの見通しを受け、国連のグテーレス事務総長は「温暖化の時代は終わり地球沸騰の時代が到来した」と危機感を示しました。


【映像】国連グテーレス事務総長のコメント


地球温暖化の時代は終わり、地球沸騰の時代が到来した。化石燃料の利益と気候変動に対する無策は容認できない」
(国連グテーレス事務総長)  


世界気象機関などによりますと、7月の23日までの世界の平均気温は16.95度にあがっていて、これまで最も暑い月だった2019年7月の16.63度を大きく更新する見通しです。  

グテーレス事務総長は「人類の責任だ」として各国に対策強化を訴えました。

ANNニュース
「地球沸騰の時代」世界平均気温が史上最高に


(出典 news.nicovideo.jp)


(出典 www.livescience.com)



<このニュースへのネットの反応>

【世界平均気温が史上最高 「地球沸騰の時代」へ突入へ】の続きを読む


リサイクルショップに「同じモデル」のギターがずらっと並んだ理由(画像提供:クノユウヒさん)



リサイクル
ショップの楽器売り場に、同じモデルギターが大量に並んだ写真がTwitter上で話題を呼んでいます。ギターロックバンドを描いた人気アニメぼっち・ざ・ろっく!」の主人公が愛用するモデルアニメに触発されてギターを買った人が、習得に挫折して売却したのではないか、という指摘もありました。実情はどうなのでしょうか。ねとらぼ編集部は店舗に話を聞きました。



【写真】「ぼっち・ざ・ろっく!」主人公が愛用するギター

 「ぼっち・ざ・ろっく!」はロックバンドを結成した女子高生が、バンド活動を通じて成長していく姿を描いた作品です。はまじあきさんによる4コマ漫画が原作で、2022年秋~冬にアニメ化され話題に。作品のヒットは、若者の間でバンドブームをもたらしたとも言われています。作品は「ぼっち」や「ぼざろ」の愛称で親しまれています。

そうした中、Twitterユーザーギタリストのクノユウヒさんは7月中旬、あるリサイクルショップの楽器売り場の写真を投稿。そこには、黒いボディーが特徴のギターが何本も並べられていました。

実はこのギター、「ぼっち・ざ・ろっく!主人公後藤ひとりが愛用している「レスポールカスタム」モデルのものでした。

この写真を見たTwitterユーザーの間で浮上したのは、アニメの影響を受けてギターを始めたものの練習に挫折し、ギターを売る初心者が続出したのではないか、という説。弦を押さえる指の力加減が難しく、細かい運指も求められるギターは、初心者の習得が難しい楽器として知られます。

ユーザーの間では「ぼざろの影響か…」「予想出来た光景だったとは言え早いな…」などの声が聞かれ、投稿者のクノユウヒさんも「みんなアニメ見て2,3ヶ月ぐらいで辞めちゃったんかな…」と心配していました。

●実際のところは

実際のところはどうだったのでしょうか。ねとらぼ編集部は7月25日ギターを販売しているコメ兵名古屋本店本館の売場担当者に話を聞くことができました。

――このギターの量は「ぼっち・ざ・ろっく!ブーム後に売りに来る人が増えているということでしょうか?


「『ぼっち・ざ・ろっく!』のブームは終焉したのではなく、まだ時期の確定していないアニメ第2期の放送に向けて、人気は加速している最中であると考えています。したがって当該のモデルにつきましては、まだ一般のお客様が売却された実績はほとんどなく、ほぼ全て当社が『ぼっちファンの方々のために全国から独自のルートで仕入れた商品です」

 コメ兵名古屋本店本館はギターの品ぞろえに特に力を入れているとし、「お客様に『この店、ヤベぇ!』と言っていただけるような圧倒的な品揃えをモットーに展示を心掛けている」と担当者は伝えます。今回の「後藤ひとりモデル」のギターもその一環で売っているものだといい、「ツイートの画像では『売れ残っている』ように見えるかもしれませんが、アニメ放映後の年末から現在までに、画像に写っているのと同じくらいの本数を販売しており、実は常に(在庫が)入れ替わっています」とのことでした。

ぼっち・ざ・ろっく!」と同じバンドアニメとしては、20092010年に放送された「けいおん!」も人気を集め、若者を中心としたバンドブームが起こりました。担当者は「『けいおん!』の第2期が放送を終えてからおよそ1~2年後くらいから劇中に登場したギターモチーフとしたモデルの買い取りが増加し、その後数年間はかなりの本数が市場に溢れかえっていたと記憶しております」と当時の人気ぶりを振り返ります。

そして、「現在では『けいおん!』は単なる一過性のブームでは終わらず、音楽アニメを語る上で欠かせないスタンダードな作品として昇華していったことから、劇中の登場モデルも安定した人気を誇っています」と、今もその影響が続いているとしています。


今回の投稿について「想像を遥かに上回るバズりの様子を目の当たりにすることで改めて『ぼっち・ざ・ろっく!』の人気の高さを再確認した」という担当者は「弊社の商品にスポットを当ててくださったクノユウヒ様には大変感謝しております」と伝えました。

ぼっち・ざ・ろっく!」はこれから、「けいおん!」のような影響力を持つ作品になっていくのでしょうか。




(出典 news.nicovideo.jp)


(出典 www.treasure-f.com)



<このニュースへのネットの反応>

【中古店で大量に並ぶ「同じモデル」のギター……実情は?】の続きを読む


画像はイメージ

画像はイメージ

働いているとクレーマーに遭遇することがあるが、思わぬ助けを得ることもある。東京都に住む30代後半の男性(企画・マーケティング・経営・管理職)は、学生時代にアルバイトをしていた高級店でのエピソードを綴る。

その店は「有名人のお客様なども常連の高級焼肉店」で、男性はホールスタッフバイトとして働いていた。

「その日店内は週末ということもあり、ほぼ満席の大忙しでした。一度目のピーク時間が過ぎた午後9時前後に来店した40~50代の男性3人組が、受付スタッフの案内を待たずに店内奥にある少し大きめの半個室を勝手に陣取りました」

「自分達は偉い人間なんだと言わんばかりの横柄な言動と態度で副店長を罵倒しました」


混み合う日に、スタッフの案内なしに勝手に席に着くのはいかがなものか。男性は「店内には他にもお客様が多数居て、トラブルは避けたかったため、致し方なくそのまま対応することに」と振り返る。


「別のスタッフがオーダーを受け、ドリンクと塩だれ系の肉を提供した後、私が(中略)タレ系の肉をお持ちしたところ、下座に着く一番若い男性が『おい、この肉焼け』と、卓に置かれたままの塩だれ肉を指差して指示されました」


その店で3年間働いていた男性だが、“焼け”と言われたのは初めてで「え?と固まってしまいました」という。

すぐに「他のお客様へのご提供がありますので」と断ろうとすると、かぶせるように「じゃ、他の人連れてきて」と言われた。

副店長に相談すると、副店長自らその客のもとへ行き、説明をすることになった。

店内は2度目のピークに差し掛かっていたこともあり、スタッフが一つの卓に付きっきりになることはできないと伝えた。

しかし、客は逆切れした。


「下座の男性2人が店内に響き渡る大声で『俺たちは〇〇病院に勤める〇〇だぞ!学会の~~』と今になっても分からない専門用語のような言葉を並べて、とにかく自分達は偉い人間なんだと言わんばかりの横柄な言動と態度で副店長を罵倒しました」


ある男性が訪れ…「話し掛けた瞬間、3名は青ざめて静かになりました」

高級店でまさかの怒号が飛ぶこととなり、男性たちホールスタッフはほかの客に「ご迷惑をお掛けしてます」と詫びて回ったという。その時、救世主が現れた。

「1人の高齢男性がフラッと問題の個室前に訪れて、激昂している3名になにか話し掛けた瞬間、3名は青ざめて静かになりました」

男性はその場の近くにいた副店長に後から話を聞くと、

「まさかの高齢男性はその3名が属する医療団体(?)のお偉いさんだったそうで『医療法人〇〇の〇〇だけど、君たちのことを私は知らないんだけど、どこの所属のなんというお名前かな?』と質問しただけだったとのこと」


という。男性は「この質問が彼ら3名にとってどの様な意味なのかは分かりませんが、とにかく物凄い効果だった」と明かす。おそらく迷惑客たちよりはるか上の人間だったのだろう。その客たちはどうなったのか。

「この後30分足らずで食事を終え足早に帰られる様子は当時のスタッフ皆、心の中で笑っていました。退職してから今でも当時の副店長とは仲が良く、年に1~2回飲みに行った際は必ず話題にあがるエピソードです」



※キャリコネニュースでは「クレーマー被害」のエピソードを募集しています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/S6U65NQW

高級焼肉店で「俺たちは〇〇病院に勤める〇〇だぞ!」横暴を極める客を黙らせた高齢男性客の一言


(出典 news.nicovideo.jp)


(出典 d3ogb7c2z54v1k.cloudfront.net)



<このニュースへのネットの反応>

【『俺たちは〇〇病院に勤める〇〇だぞ!』高級焼肉店で見たスカッと奇跡wwwwwww】の続きを読む

このページのトップヘ