「PayPayフリマに偽造切手が出品されている」とする投稿がSNSで拡散しています。運営元のヤフーに対応を聞きました。
当該の投稿は7月24日夜に拡散。PayPayフリマで購入した切手を郵便局で鑑定してもらったところ、偽造と判明したという内容で、投稿者は警察にも連絡したとしています。出品者は94円、100円、140円、290円の切手を販売していたといいます。
郵便局では5月から、「インターネットのオークションサイトや、フリーマーケットサイトにおいて、偽造切手が出品されていることが確認されました」として注意喚起していました。郵便局は84円普通切手、94円普通切手、100円普通切手、140円普通切手、290円普通切手の偽造切手が確認されたとしています。
投稿には「素人目には全く分からない」といったコメントのほか、PayPayフリマでは切手を出品できないとの指摘も多数寄せられました。実際、同サービスの出品禁止物には「クオカードや株主優待券、商品券、切手など金券類」が挙げられています。しかし、「切手」で検索すると未使用切手を額面より安価に販売する出品が複数出てきます。
ねとらぼ編集部が運営元のヤフーに問い合わせたところ、当該の投稿については把握しているとのこと。「偽造切手について、ユーザーからの報告や警察からの問い合わせは来ているか」については、「個別の回答は控えさせていただきます」との回答でした。
この件への対応について聞いたところ、「前提として、切手に限定されず偽造品の出品は禁止しており、このたびの購入者様につきましても、状況に応じて、お見舞いの適用等も含め適切に対応をいたします」と同社は回答(お見舞い:配送中に商品が壊れた、商品説明と異なる商品が届いたなど、一定の条件に合致した場合の対応)。
またPayPayフリマで禁止となっている切手の出品が複数見られることについて、禁止物の出品についてどのような対策を取っているかも聞きました。
「ガイドラインに違反する商品についてはパトロールを行い、商品の削除や利用を制限するなどの措置を行っております。なお、切手に関しましては使用済みの切手や記念切手(希少性のある切手)など一部を除き、原則禁止としておりますが、今後も利用状況等に応じて適切に対応してまいります」(ヤフー)
(出典 news.nicovideo.jp)
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