2024年10月


 いよいよ秋めいてきた今日この頃。本格的に肌の乾燥が気になってくる時期ですね。実は、夏から秋にかけての季節の変わり目の乾燥肌の原因は、空気の乾燥だけではないのだとか。

 そこで今回は、この時期の乾燥肌の原因といまの時期にぴったりの対策を、現役の皮膚科医が食事面からアドバイスしていきます。

■秋はなぜ乾燥肌になりやすい?

 ココメディカルクリニック院長で日本皮膚科学会皮膚科専門医の泉さくらさんによれば、秋の乾燥肌の原因は、夏に浴び続けた紫外線によるダメージとエアコンが原因によるものの大きく2つに分けられるのだとか。これらによって肌本来の力が弱まっていることから、肌が乾燥しやすく肌荒れも起きやすくなるそうです。

乾燥肌対策として大切な栄養素とは?

 乾燥肌対策としては、正しいスキンケアはもちろん、規則正しい生活、適度な運動、栄養バランスの取れた食生活といったインナーケアも必要です。とくに、食事から摂取する栄養素は肌の健康に役立てられるため、意識して摂取することが重要なんだそう。この時期の乾燥肌にオススメなのは次の3つの栄養素です。

ナイアシンビタミンB3

 肌のバリア機能を多方面からサポートして皮膚の炎症を抑えるため、ニキビや赤み、肌の刺激を和らげるために使用されます。保湿効果にも優れているため、肌の水分を保つ力が高まって乾燥や肌荒れを起こしにくくするそう。美容業界では、化粧品にもよく使われる注目の栄養素とのこと。食事から摂取するなら、この栄養素を多く含む魚やレバー、肉などを取り入れましょう。鶏むね肉、カツオ、たらこ、マグロ、豚・牛レバーがオススメとか。

ビタミンB2

 脂質の代謝を助けるため、皮膚や粘膜などの細胞の再生に役立つ栄養素です。過剰な皮脂分泌を抑制するので、毛穴の開きやニキビ、肌荒れ予防にも効果が期待できるそう。不足すると肌のバリア機能が低下する可能性があるというから、意識的に摂取したいですね。レバーうなぎ、肉、魚、アーモンドなどに多く含まれます。肉の肝臓全般、うなぎカレイ、卵、納豆、アーモンドがオススメとか。

ビタミンB6

 タンパク質や脂質、炭水化物を代謝する働きをする栄養素です。皮脂分泌をコントロールする役割もあるので肌の健康には欠かせません。肌のバリア機能が向上するため、秋冬に美肌を目指すなら積極的に摂取したいものです。豚や鶏肉、レバーマグロなどの赤みの魚、ひまわりの種やピーナッツなどの種実類に多く含まれます。赤み肉や豚肉、マグロ、バナナ、牛レバーカツオがオススメとか。

■秋にオススメの美肌レシピとは?

 泉さんは、秋の美肌対策にぴったりの栄養素が詰まった「さんま」を使ったメニューがオススメだといいます。ぜひ作ってみては。

さんまカルパッチョ

〈材料(1人分)〉

さんま(刺身用)1尾/レタス1枚/青ねぎ1本/玉ねぎ1/4本

●醤油大さじ2/塩少々/砂糖小さじ1/オリーブオイルお好みで/柚子胡椒少々

カシューナッツアーモンドをお好みで

〈作り方(調理時間約10分)〉

1.玉ねぎと青ねぎを薄切りにし、水にさらして水気を切る。レタスは1口大にちぎり、さんまは皮と骨を取って削ぎ切りにする

2.調味料は全部容器に移し混ぜてドレッシングに、カシューナッツアーモンドミキサーやめん棒などで粉砕しておく

3.最後に、さんまと野菜を盛り付け、ナッツオリーブオイルドレッシングの順に上からかけて出来上がり!

 泉さんによれば、「食事だけで栄養素が不足しがちなら、サプリメントも上手に取り入れるとよい」とのこと。ぜひ参考にしてみてくださいね。

アサジョ


(出典 news.nicovideo.jp)


(出典 pure-la.net)



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 スキンケアって、何が正解なのか分からなくなることはありませんか? とはいえ、実際にプロの意見なら信頼できそうですよね。スキンケアにはさまざまなやり方がありますが、プロが“絶対にやらない”こともあるようです。いったいどんなことなのか、詳しくみていきましょう。

■スキンケアをし過ぎる

 エステティシャンや美容のプロたちがこぞって語るのは、「スキンケアをやり過ぎない」ということ。むしろ、「何もしないほうが肌の健康にはよい」のだとか。

「もともと肌には再生する力があります。その力を信じていれば、スキンケアなしで寝ることもできる」そうですよ。実際、“触り過ぎないスキンケア”をしている美容のプロは多いようです。

ストレス解消のためにスキンケアする

 スキンケアをするときのモチベーションも重要です。あなたは何かイライラしたときや悔しい思いをしたとき、ストレス解消のためにスキンケアをすることはありませんか?

 ストレスを感じたり何かを我慢したりしているときなど、「高級なスキンケア商品を手に入れて、ストレス解消のために肌にご褒美をあげる」という経験を持つ女性は多いと思います。でも、それを続けてしまうとスキンケアがストレスの受け皿になってしまいます。ていねいにやっているつもりでも、どこか雑になってしまうこともあるはずです。それで肌が喜ぶはずはありませんよね。

「お肌を自分自身の大切なパーツとして扱い、愛情を込めてケアを行う」。スキンケアは本来そういう時間であるはずです。美容のプロって、そんなふうに思っているそうですよ。

アサジョ


(出典 news.nicovideo.jp)


(出典 www.dr-recella.com)



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ダイエット情報が氾濫する今、どの方法を選べばいいかわからない。そんな悩みに寄り添うのが、健康について知り尽くした医師たちが自身の「体」で証明したダイエット方法だ。この秋、トライしてみよう!

今回はお皿を変えるだけの簡単ダイエット法を紹介する。

◆一枚の皿で適量を把握。痩せ体質が定着する!

栄養バランスに配慮しながらも、毎食を、“一枚皿”にまとめるだけ。そんな「お皿変えるだけダイエット」という手法を用いて、1年半で8㎏の減量に成功したのが、美容外科医の櫻井夏子氏だ。

「一番の目的は、毎食の“適量”を知ること。徐々に体も適量でお腹いっぱいになる。また、自然と栄養バランスが整うので、“痩せ体質”が定着します。早い人なら2週間ほどで効果を実感できますよ」

’20年には「ベストボディ・ジャパンドクター部門で優勝した経験も持つ櫻井氏。しかし過去には間違ったダイエットや不規則な生活で健康を害した経験もある。試行錯誤の末、たどり着いたのがこのダイエット法だという。

使うお皿のサイズは男女で異なるが、男性の場合は、直径26㎝が目安。日中にオフィスで働いている場合は、弁当箱を「プレート」に見立ててもいいという。その場合、ご飯、おかずはどう盛りつければいいのだろうか?

◆適量が身に付けば外食にも応用可能!

「厳密なカロリー計算は不要ですが、手を使っておおよその量を量ってください。ご飯は握りこぶし大、肉や魚は手のひらの指を除いた部分の大きさに相当するぐらい。野菜は手のひら山盛りの量、脂質は人差し指の第一関節分くらいは最低でも摂りたいところです」

高タンパク質、高繊維質を意識し、この一枚皿内で栄養バランスに気をつければ、基本的には好きなものを食べていい。

「自分で作るのが理想ですが、出来合の惣菜でも大丈夫です。どうしても量が足りないと感じた場合は、野菜、肉の順に追加してみてください」

働いていると、どうしても自炊が難しくなることもある。お皿を使った食事で“適量”が身につけば、外食時にも応用できるという。

食べすぎたら、3日を1セットと考えて翌日、翌々日は少し控えめにする。無理に食欲を我慢せず「適量」を知ることから始めよう!

◆お皿を変えるだけダイエットのポイント

①皿は26㎝が目安
※男性の場合

②適量は手を使って目測

③外食よりも自炊せよ

【美容外科医・櫻井夏子氏】
東京女子医科大学卒業。摂食障害を経て健康的なダイエットに開眼。著書に『お皿変えるだけダイエット』(日本文芸社)など。院長を務める杉山美容クリニックは10月開院予定

<取材・文/週刊SPA!編集部>

―[医者が実践するダイエットの正解]―


櫻井夏子氏


(出典 news.nicovideo.jp)


(出典 t.pimg.jp)



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