毎夏、日本では多くの人が熱中症で体調不良を訴え、搬送されています。炎天下での外出中だけでなく、熱中症は屋根のある場所でも発症するもの。湿度の高い場所や、熱気がこもった場所は要注意とされています。
猛暑になると特に気を付けなくてはならないのは、車中。
駐車場に停めておいた車に戻った際、車内の熱気に驚かされることがありますよね。
炎天下で車を数十分ほど停めておいただけで、車内の温度は50℃を超えることもあるのだとか。
夏に絶対やってほしい『車に乗る前の1アクション』
車からあふれ出る熱気に驚かされた後、すぐさま車のエアコンを起動し、車内の温度を下げる人がほとんどでしょう。しかし、エアコンをつける前に、ある行動をとることで、より短時間で車内を涼しくする方法があるのだとか。中古車売買チェーン店の『ガリバー』は、ウェブサイトで車内の暑さ対策を紹介。同店は、対角線上の窓を開け、車のドアを軽く5回ほど開け閉めするだけで熱気を逃すことができると推奨しています。
助手席側の後部座席の窓を全開にし、運転席側のドアを軽く5~6回開け閉めします。 これによって車内にこもった熱気を外に出し、空気の入れ替えができます。 窓とドアを開ける場所を対角線上になるようにすること、またドアで風を起こすことがポイントです。norico(ノリコ) ーより引用※写真はイメージ自動車メーカーの日産自動車株式会社や、車に関するトラブル対応などを行う日本自動車連盟(通称:JAF)も推奨している、この方法。
対角線上にドアと窓を開けることで風の通り道を作り、ドアの開閉で換気を行うだけで、車内にこもった熱気が外へ流れていくのだとか。
もちろん気温や天候にもよりますが、日産自動車株式会社は、この行動だけで車内温度が8℃も下がったことを報告しています。
車内の温度が下がれば、エアコンの稼働量も減るため、ガソリンの消費を抑えることもできるはず。熱中症を対策すると同時に、節約にもつながりそうです。
屋根のある場所でも気を付けたい熱中症
めまいや吐き気などの症状に襲われるだけでなく、最悪の場合は命を落とすこともある、熱中症。屋根のある場所では、直接日差しを浴びることがないため、体温の上昇に気付きにくいでしょう。だからこそ、熱中症対策が重要といえます。
同店は、ほかにも車体に水をかける方法や、外気導入に設定したエアコンを使う方法も推奨。
炎天下の場合は、3つの方法すべてを活用してもいいかもしれません。
大切な命を守るためにも、車に乗る前に5回ほど開け閉めすることを意識したいですね。
[文・構成/grape編集部]
- 出典
- norico(ノリコ)
(出典 news.nicovideo.jp)
<このニュースへのネットの反応>
イメージ写真の開け方違ってないか?
イメージ写真の場所でやったらドアパンチしそう
イメージ写真では伝わらないと思う
やったことあるけど座席や内装材とかも熱々になってるからあんまり効果感じなかったなあ。エアコンから冷たい風出てくるまで窓開けて走ってるわ。
知ってはいたけどめんどくさくてやらなくなる。
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