リサイクルショップの楽器売り場に、同じモデルのギターが大量に並んだ写真がTwitter上で話題を呼んでいます。ギターはロックバンドを描いた人気アニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」の主人公が愛用するモデル。アニメに触発されてギターを買った人が、習得に挫折して売却したのではないか、という指摘もありました。実情はどうなのでしょうか。ねとらぼ編集部は店舗に話を聞きました。
「ぼっち・ざ・ろっく!」はロックバンドを結成した女子高生が、バンド活動を通じて成長していく姿を描いた作品です。はまじあきさんによる4コマ漫画が原作で、2022年秋~冬にアニメ化され話題に。作品のヒットは、若者の間でバンドブームをもたらしたとも言われています。作品は「ぼっち」や「ぼざろ」の愛称で親しまれています。
そうした中、Twitterユーザーでギタリストのクノユウヒさんは7月中旬、あるリサイクルショップの楽器売り場の写真を投稿。そこには、黒いボディーが特徴のギターが何本も並べられていました。
実はこのギター、「ぼっち・ざ・ろっく!」主人公・後藤ひとりが愛用している「レスポールカスタム」モデルのものでした。
この写真を見たTwitterユーザーの間で浮上したのは、アニメの影響を受けてギターを始めたものの練習に挫折し、ギターを売る初心者が続出したのではないか、という説。弦を押さえる指の力加減が難しく、細かい運指も求められるギターは、初心者の習得が難しい楽器として知られます。
ユーザーの間では「ぼざろの影響か…」「予想出来た光景だったとは言え早いな…」などの声が聞かれ、投稿者のクノユウヒさんも「みんなアニメ見て2,3ヶ月ぐらいで辞めちゃったんかな…」と心配していました。
●実際のところは
実際のところはどうだったのでしょうか。ねとらぼ編集部は7月25日、ギターを販売しているコメ兵名古屋本店本館の売場担当者に話を聞くことができました。
――このギターの量は「ぼっち・ざ・ろっく!」ブーム後に売りに来る人が増えているということでしょうか?
「『ぼっち・ざ・ろっく!』のブームは終焉したのではなく、まだ時期の確定していないアニメ第2期の放送に向けて、人気は加速している最中であると考えています。したがって当該のモデルにつきましては、まだ一般のお客様が売却された実績はほとんどなく、ほぼ全て当社が『ぼっち』ファンの方々のために全国から独自のルートで仕入れた商品です」
コメ兵名古屋本店本館はギターの品ぞろえに特に力を入れているとし、「お客様に『この店、ヤベぇ!』と言っていただけるような圧倒的な品揃えをモットーに展示を心掛けている」と担当者は伝えます。今回の「後藤ひとりモデル」のギターもその一環で売っているものだといい、「ツイートの画像では『売れ残っている』ように見えるかもしれませんが、アニメ放映後の年末から現在までに、画像に写っているのと同じくらいの本数を販売しており、実は常に(在庫が)入れ替わっています」とのことでした。
「ぼっち・ざ・ろっく!」と同じバンドアニメとしては、2009~2010年に放送された「けいおん!」も人気を集め、若者を中心としたバンドブームが起こりました。担当者は「『けいおん!』の第2期が放送を終えてからおよそ1~2年後くらいから劇中に登場したギターをモチーフとしたモデルの買い取りが増加し、その後数年間はかなりの本数が市場に溢れかえっていたと記憶しております」と当時の人気ぶりを振り返ります。
そして、「現在では『けいおん!』は単なる一過性のブームでは終わらず、音楽アニメを語る上で欠かせないスタンダードな作品として昇華していったことから、劇中の登場モデルも安定した人気を誇っています」と、今もその影響が続いているとしています。
今回の投稿について「想像を遥かに上回るバズりの様子を目の当たりにすることで改めて『ぼっち・ざ・ろっく!』の人気の高さを再確認した」という担当者は「弊社の商品にスポットを当ててくださったクノユウヒ様には大変感謝しております」と伝えました。
「ぼっち・ざ・ろっく!」はこれから、「けいおん!」のような影響力を持つ作品になっていくのでしょうか。
(出典 news.nicovideo.jp)
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<このニュースへのネットの反応>
アニメ漫画の影響で買うようなレベルの奴なんてそんなもんだよ
まぁ、欲しい人にはありがたいんじゃないのw結構高いんじゃなかったっけ
ギターフリークスで我慢するんだ。
ロックって同じギターをとかそんな量産型のようなもんじゃないような気がする。
お馴染みのグラスルーツ製本家公式の廉価グレードがギターヘッドの形状を変えているのに対して公式の上位グレードのギターヘッドの形状をまんまパクっていることも手助けして良く売れるらしい。(「けいおん!」で平沢唯がギターを購入した店舗のモデルとなった楽器店の近くのギターショップESP店員談)
よく見たらGibsonが一本もない
流行りもので初めても生き残る奴も居るから*には出来ない。てか、これを否定しちゃダメ。今エンタメ産業で食ってる人も大半の初めは似たようなもんだ
OPの「空が割れるのを待っていたんだ」のところを思い出した。
誰でも最初は初心者だからね。大量のニワカのなかから一人か二人でもモノになる人が出てくれば御の字じゃない?
Gibsonの一番安い00年代製のカスタムでも中古で30万くらいだからあってもガラスケースに入ってるんじゃないの
記事読めや 自分の読み取りたいものを事実を捻じ曲げて読み取るな 「当該のモデルにつきましては、まだ一般のお客様が売却された実績はほとんどなく、ほぼ全て当社が『ぼっち』ファンの方々のために全国から独自のルートで仕入れた商品です」自分が挑戦する勇気も無く、挫折すらせず、他人の挑戦と挫折を笑う立場でいられて気持ち良いかニュース民ども
ということは独自ルート使って偽物というか見た目だけ同じモデルを集めたってことか、一応エピフォンは公式廉価版の位置づけだけど設計も工場も材質も全く違う別物、さらに言うとGIBSONの本物も年代によって作りや材質が違って全く別物だけど
鼻が利くというか、商魂たくましいというか。実際オタクの購買意欲は半端ないから値段が高くても買うやつは多いだろうしな。というか、挫折云々よく言われるけど、実際に弾くために買うというよりは、どっちかと言えば「アニメグッズの一つ」ってニュアンスに近い気がする。BDとかフィギュア、ポスターとかと同じ並び。
値上がる前に在庫確保して2期に備えてんのか。やるやんけ(謎の上から目線
もし見出しみたいに挫折して売ったんだとしても、経済に貢献してる分偉いし、何より未経験の分野に挑戦してるのが偉いだろう。少なくとも偉そうにオタク叩きしてる奴よりかはよ
>ロックって同じギターをとかそんな量産型のようなもんじゃないような気がする。 いや、憧れのギタリストと同じギターから始めるのはギタリストあるあるだよ。大抵は同じギターじゃなくてバッカーズとかの同じ見た目のギターになっちゃうけど、むしろギタリストの第一歩としては普通だと思う
大谷翔平選手に憧れて野球始めた人も、藤井聡太棋士に憧れて将棋始めた人も、ぼっち・ざ・ろっく!やけいおんを見てギター始めた人も皆一緒。多くは挫折して、一部が趣味に定着して、一握りが一流になる。そうやって、裾野が広がるのはその一握りを増やす事や、経験者が増えると技術の凄さが伝わりやすくなる効果があると思う。アニメだけなくプロ奏者のファンになる人もいると思う*。
なんだ、ギー太じゃないのか。
小市民挑戦者を笑う
まるて成長していない...
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