「男はつらいよ」シリーズの全48作の見どころも凝縮され、山田洋次監督も認めるほどの“寅さん博士”の落語家・立川志らくさんの語り口で、やさしく楽しく、寅さんの魅力と1話ごとの人間関係の機微が語りつくされている。
「観る年代によって作品の感じ方が変わる」寅さんシリーズ。あらためて寅さんの風のような生き方を知り、作品を鑑賞するきっかけになりそうだ。
○「男はつらいよ」シリーズの見どころを凝縮
同書では志らくさんが、「男はつらいよ」シリーズ48作ごとの名ゼリフ=金言をチョイスし、作品の見どころ解説とともに、名ゼリフに凝縮されたエッセンスを語り尽くしている。
寅さんの義理人情、滑稽な味わいを落語家の視点から深掘りし、古典落語の世界にも通ずる、「男はつらいよ」の世界観を解説。
寅さんだったら現代の世相をどう斬るだろうか、その答えも示される。
○紹介される名セリフ例
・「ほら、見な、あんな雲になりてぇのよ。」(第9作『柴又慕情』)
・「この人の幸せのためなら俺はどうなったっていい、死んだだっていい、そんなふうに思えるようになる。それが愛よ、違うかい。」」(第16作『葛飾立志編』)
・「アイ・ラブ・ユー。できるか青年!」(第20作『寅次郎頑張れ!』)
・「俺から恋を取ってしまったら、何が残るんだ。」(第30作『花も嵐も寅次郎』)
・「ああ、生まれてきてよかったなって思うことが、何べんかあるじゃない。そのために人間生きてんじゃねえのかな。」(第39作『寅次郎物語』)
価格は1,650円。全国書店で発売。
(MN ワーク&ライフ編集部)
(出典 news.nicovideo.jp)
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