大学選びにおいて気になる「大学ごとの就職事情」。本記事では、「早慶」の就職事情について見ていきます。
「早稲田大学」「慶應義塾大学」就職事情はいかに
大学選びの際、キャンパスライフもさることながら、さらにその先、就職状況を確認する親・学生は多いもの。
「学歴フィルター」という言葉が度々話題になる以上、当然の懸念といえるかもしれません。
大学ごとの就職事情。私立大学の2大巨頭「早稲田大学」「慶應義塾大学」については、下記のとおりです。
2022年度、早稲田大学を卒業・修了した学生は、計11,623人。就職希望者に占める就職者の割合は94.33%となりました。就職先としてもっとも多かったのは、1位「NTTデータ」101名。2位「楽天グループ」93名、3位「富士通」82名と続きます。
2位 楽天グループ…93名
3位 富士通…82名
4位 アクセンチュア…81名
5位 東京都職員Ⅰ類…70名
6位 ベイカレント・コンサルティング…65名
6位 国家公務員一般職…65名
8位 野村総合研究所…62名
10位 PwCコンサルティング…59名
2022年度、就職先としてもっとも多かったのは、1位「慶應義塾」90名。2位「アクセンチュア」86名、3位「楽天グループ」79名と続きます。
1位 慶應義塾…90名
2位 アクセンチュア…86名
3位 楽天グループ…79名
5位 野村総合研究所…70名
6位 PwCコンサルティング…69名
6位 リクルート…67名
8位 有限責任監査法人トーマツ…61名
9位 EYストラテジー・アンド・コンサルティング…60名
10位 デロイトトーマツコンサルティング合同会社…58名
10位 東京海上日動火災保険…58名
※慶應義塾大学『2022年度 上位就職先企業(3名以上上位20社)』
コンサルティング人気は共通しています。一方、早稲田大学では「公務員」が人気
の就職先としてランクインしていましたが慶應では圏外に。
「慶應義塾」への就職が1位という点も、特徴的といえるでしょうか。
医学部・看護医療学部があるのがその理由ですが、大学職員も「ホワイト職」として人気を集めています。
早稲田と慶應では学生の総数が大きく異なりますが、やはり私学の雄。一流企業が軒並み名を連ねていることがわかります。
「良い大学、良い就職」の前に佇む「学費の壁」
良い企業に就職してほしい。だからこそ、我が子は大学まで通わせてあげたい……とはよく聞かれます。そこに重くのしかかるのは「教育費」という負担です。
【大学「入学」費用】
短大 73万円
大学 81.1万円
(国立大学 67.2万円、私立大学文系 81.8万円、私立大学理系88.8万円)
出所:日本政策金融公庫『教育負担の実態調査』(2021年12月発表)より
※入学費用=受験費用+学校納付金+入学しなかった学校への納付金
【大学「在学」年間費用】
短大 137万円
大学 149.9万円
(国立大学 103.5万円、私立大学文系 152万円、私立大学理系183.2万円)
出所:日本政策金融公庫『教育負担の実態調査』(2021年12月発表)より
ここからさらに、生活費や教科書代、交通費などがかさんでくることを思うと、頭が痛くなる方も多いことでしょう。
厚生労働省によると、2023年3月大学卒業者の進学率は97.3%と、前年同期を1.5ポイント上回る結果となりました。学生の未来は明るく開かれているのでしょうか。お財布事情を鑑みつつ、子の将来を願うばかりです。
(出典 news.nicovideo.jp)
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