子どもの頃は毎日のように無邪気に笑っていたのに、大人になったら笑顔になる回数が減っていると思いませんか。

笑うことで元気になったり長寿につながったりすることは、さまざまな研究で明らかになっています。

笑うことの効果を改めて見直してみましょう。

【関連記事】あなたの肺は大丈夫?3つ以上当てはまる人は危険!肺の機能低下を知るためのチェックリスト




■大笑いでなく微笑むだけでも

子どもは1日に300回以上笑い、大人になると10回~20回ぐらいしか笑わないそうです。

最近楽しいことが無いなという人は、テレビインターネット、読書、外出、旅行に友達との他愛のないおしゃべりなど、自分で笑いができる機会を作りましょう。

落ち込んでそんな気も起きない時は微笑むだけでも良いのです。口角を上げるだけでもポジティブな気持ちになります。


■「笑う門には福来たる」の意味と由来

広く知られていることわざですが、ここでいう門は家の門を指します。

本来は「いつも笑いが絶えない家には幸運が訪れる」という意味ですが、現在では「笑いが絶えない人には幸運がやってくる」と解釈されることが多いようです。




■笑いの健康効果

かつてから笑いの健康効果は医学的に研究されています。

まず呼吸器に及ぼす影響として、大笑いをしている時は「下腹部に力を入れて短く吐く」呼吸を繰り返します。自然と腹式呼吸になりますので、息をしっかり吸って吐くことで呼吸能力が高まります。

また大笑いをすることでたくさんの酸素が体内に入り二酸化炭素が排出されます、それにより血管が拡張し血圧を下げる働きをしてくれます。

また笑うことは、激しい感情や強いストレスを感じた時に放出されるホルモンを抑える効果があります。

「楽しいから笑うのではなく笑顔だから楽しくなる」と発想を転換し、気分が落ち込んだ時でも口角を上げるようにしましょう。


参考文献
「笑いの健康効果」.健康長寿ネット
「関節リウマチ患者に対する楽しい笑いの影響」.J-STAGE
No.2 笑いの健康効果 -不安、痛みの軽減」.保健指導リソースガイド


「文:けんこうフィットNEWS

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。


最近笑ってますか?「笑い」の健康効果とは








(出典 news.nicovideo.jp)


(出典 panasonic.jp)



<このニュースへのネットの反応>