2000年かけてできたエベレストの氷河、25年で融解 新研究

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エベレスト氷河 融解で地球上で最も標高の高い地域で氷河が急速に融解した場合には気候に悪影響が及びかねない...

具体的には雪崩がより頻繁に起こるようになり、水源が枯渇する恐れも

NO.10169020 2022/02/04 18:23
2000年かけてできたエベレストの氷河、25年で融解 新研究
2000年かけてできたエベレストの氷河、25年で融解 新研究
(CNN) 世界最高峰エベレストの頂上周辺に存在する氷河について、形成に要した時間のおよそ80倍のペースで融解しているとする新たな研究が発表された。人間が引き起こしている気候変動に原因があるという。

研究結果は、地球上で最も標高の高い地域で氷河が急速に融解した場合、気候に悪影響が及びかねないことを警告する内容になっている。

具体的には雪崩がより頻繁に起こるようになり、水源が枯渇する恐れがある。
当該の山岳地帯に暮らす約16億人は、飲料水をこの水源に頼っている。

今回の研究論文は、気候と大気に関する研究を扱う学術誌に掲載された。

氷河の融解は広範に研究されているものの、地球上の最高地点の氷河について科学者らはこれまでほとんど注意を向けてこなかったという。

研究チームには米メーン大学の6人を含む科学者や登山家が参加。

サウスコルと呼ばれるエベレストの鞍部(あんぶ:山の稜線のくぼんだ所)の氷河を2019年に訪れ、長さ10メートルの氷床コアからサンプルを採取した。

さらに自動化された測候所も設置して、同氷河が人間活動と関連する気候変動の影響を受けているのかどうか調査した。

サウスコルの氷河が形成されるには2000年前後の年月がかかったとされる。

【日時】2022年02月04日 14:25
【ソース】CNN Japan

エベレスト、エヴェレスト(英: Everest)、またはチョモランマ(チベット語: ཇོ་མོ་གླང་མ Chomolungma, Qomolangma)、サガルマータ(ネパール語: सगरमाथा Sagarmāthā)は、ヒマラヤ山脈にある世界最高峰の山である。 山頂は、ネパールと中国との国境上にある。
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