デマの出所は「ロシア」と「中国」だった…!? “新型コロナウイルス”ワクチンのフェイク情報が広がる“知られざるカラクリ”とは - 文春オンライン デマの出所は「ロシア」と「中国」だった…!? “新型コロナウイルス”ワクチンのフェイク情報が広がる“知られざるカラクリ”とは 文春オンライン (出典:文春オンライン) |
情報操作(じょうほうそうさ)とは、報道機関の取材、編集、報道の一連の活動に介入して与える情報(証言、記事、写真、映像)を制限したり、虚偽または虚偽にならない範囲で改変することによって、その情報を受け取った側が受ける印象や判断結果に影響を与えようとする行為。俗にイメージ操作ないし印象操作 13キロバイト (2,165 語) - 2022年5月28日 (土) 07:17 |

1 NAMAPO ★ :2022/06/12(日) 22:36:03.01
池上彰「ワクチンは怖いもの」と信じている人はロシアや中国の情報操作にまんまとひっかかっている★4
大切なのは「教養の基礎体力」

たとえば「ワクチンの中にマイクロチップが入っていて、世界の人々をコントロールしようとしている」という陰謀論。
こういう話がまことしやかに出てくるのですね。
でもどうやってマイクロチップをワクチンに入れることができるのか。
そんな目に見えないようなマイクロチップが開発されれば、その時点で大きなニュースになるはずです。そう考えるとおかしな話です。
そこで「そんなチップ自体、開発されていないぞ」と、常識的な判断ができるかどうか。
非常に巧妙なデマもあります。
こういうデマにひっかからないようにするにはどうしたらよいのかというと、それは「教養の基礎体力」だと思うのです。
今回、mRNA(メッセンジャーRNA)を使って極めて早くワクチンをつくることができました。
新しい技術のワクチンとなると、不安になる人も多いのはわかります。
このmRNAワクチンについても、「ワクチンを打つと遺伝子が組み換わる」といったようなデマが広まりました。
でも高校の生物の教科書を見ると、そもそも最初のところに「DNA」と「RNA」についての解説もありますし、mRNAは「伝令RNA」として、あくまで遺伝情報を伝えるメッセンジャーであるということが書いてあります。
高校生のときにきちんと学んでいれば、理解できたはずなのです。
ワクチンに関する警戒心を招いたのは、1998年にイギリスの医師が発表した捏造論文がきっかけだったといわれています。「三種混合ワクチン」という名前を聞いたことがあると思います。
麻疹(M)、おたふく風邪(M)、風疹(R)の3種の病気を予防するワクチンです。頭文字からMMRワクチンと呼ばれます。
これが「自閉症の原因である可能性がある」と指摘した論文をイギリスの医師が定評のある学術雑誌『ランセット』に掲載したのです。
医師は、三種混合ワクチンをやめて麻疹単独のワクチンに変更すれば安心と主張しました。
実は、この医師が前年、新しく麻疹単独ワクチンの特許を申請していたのです。
MMRワクチンを麻疹単独のワクチンに切り替えれば、自分が莫大な利益を得られるというわけです。自分のためにこんな論文を発表したということですね。
この論文が発表されて以来、世界中でワクチン接種が激減しました。
麻疹患者が増え続けています。この論文が信じられてしまったのは、三種混合ワクチンの接種時期がちょうど生後12カ月から15カ月で、自閉症の症状が明らかになってくる時期と一致していたからです。
ワクチンと自閉症、因果関係があると誤解されてしまったのです。
今回、新型コロナウイルスワクチンに関しては「不妊症になる」というデマも拡散されました。
こうしたデマの出所として、ロシアと中国が名指しされています。
2021年4月、欧州連合(EU)は、ロシアと中国の国営メディアが、西側諸国のワクチンに対する不信感を強めるために偽情報を流したという報告書を発表しています。
自国製のコロナワクチンがあまりに不人気なものだから、アメリカやドイツが製造したワクチンの信頼性を損ない、自国製のワクチンの安全性をアピールする意図があったというのです。
ワクチンを受ける、受けないはもちろん個人の自由ですが、中にはフェイク情報を真に受けている人も多いようです。「ワクチンは怖いもの」と信じている人は、ロシアや中国の情報操作にまんまとひっかかっているのかもしれません。
(抜粋)
https://bunshun.jp/articles/-/54810
★1 2022/06/12(日) 21:53:34.17
※前:https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1655038414/
大切なのは「教養の基礎体力」
たとえば「ワクチンの中にマイクロチップが入っていて、世界の人々をコントロールしようとしている」という陰謀論。
こういう話がまことしやかに出てくるのですね。
でもどうやってマイクロチップをワクチンに入れることができるのか。
そんな目に見えないようなマイクロチップが開発されれば、その時点で大きなニュースになるはずです。そう考えるとおかしな話です。
そこで「そんなチップ自体、開発されていないぞ」と、常識的な判断ができるかどうか。
非常に巧妙なデマもあります。
こういうデマにひっかからないようにするにはどうしたらよいのかというと、それは「教養の基礎体力」だと思うのです。
今回、mRNA(メッセンジャーRNA)を使って極めて早くワクチンをつくることができました。
新しい技術のワクチンとなると、不安になる人も多いのはわかります。
このmRNAワクチンについても、「ワクチンを打つと遺伝子が組み換わる」といったようなデマが広まりました。
でも高校の生物の教科書を見ると、そもそも最初のところに「DNA」と「RNA」についての解説もありますし、mRNAは「伝令RNA」として、あくまで遺伝情報を伝えるメッセンジャーであるということが書いてあります。
高校生のときにきちんと学んでいれば、理解できたはずなのです。
ワクチンに関する警戒心を招いたのは、1998年にイギリスの医師が発表した捏造論文がきっかけだったといわれています。「三種混合ワクチン」という名前を聞いたことがあると思います。
麻疹(M)、おたふく風邪(M)、風疹(R)の3種の病気を予防するワクチンです。頭文字からMMRワクチンと呼ばれます。
これが「自閉症の原因である可能性がある」と指摘した論文をイギリスの医師が定評のある学術雑誌『ランセット』に掲載したのです。
医師は、三種混合ワクチンをやめて麻疹単独のワクチンに変更すれば安心と主張しました。
実は、この医師が前年、新しく麻疹単独ワクチンの特許を申請していたのです。
MMRワクチンを麻疹単独のワクチンに切り替えれば、自分が莫大な利益を得られるというわけです。自分のためにこんな論文を発表したということですね。
この論文が発表されて以来、世界中でワクチン接種が激減しました。
麻疹患者が増え続けています。この論文が信じられてしまったのは、三種混合ワクチンの接種時期がちょうど生後12カ月から15カ月で、自閉症の症状が明らかになってくる時期と一致していたからです。
ワクチンと自閉症、因果関係があると誤解されてしまったのです。
今回、新型コロナウイルスワクチンに関しては「不妊症になる」というデマも拡散されました。
こうしたデマの出所として、ロシアと中国が名指しされています。
2021年4月、欧州連合(EU)は、ロシアと中国の国営メディアが、西側諸国のワクチンに対する不信感を強めるために偽情報を流したという報告書を発表しています。
自国製のコロナワクチンがあまりに不人気なものだから、アメリカやドイツが製造したワクチンの信頼性を損ない、自国製のワクチンの安全性をアピールする意図があったというのです。
ワクチンを受ける、受けないはもちろん個人の自由ですが、中にはフェイク情報を真に受けている人も多いようです。「ワクチンは怖いもの」と信じている人は、ロシアや中国の情報操作にまんまとひっかかっているのかもしれません。
(抜粋)
https://bunshun.jp/articles/-/54810
★1 2022/06/12(日) 21:53:34.17
※前:https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1655038414/